パパになるかもしれない

そうそう、思い出した。
妻が熱を出して苦しんでいた頃、
俺も家事を頑張っていた。
なるべく会社を早く帰り、
料理・洗濯・掃除を済ませ、何もせず寝ているように言い、
妻が好きなイチゴやマンゴーを買い与えた。
妻にとってはお姫様のような生活が約2週間ぐらい続いたかな？
そんな介護（？）に少々疲れが溜まってきた頃
妊娠が発覚した。

医師の先生に「慎重に生活してください」と言われた言葉が
妻の中では「家事は一切しちゃいけないんだってさ」に拡大解釈されていた。
「これから十月十日もお姫様生活が続くのか…」とブルーになっている俺を見て、喜ぶ妻がいた。

まだ妊娠だとわかってない頃に
妻が熱を出した。
生理も遅れているっぽかったので
万が一の事も考えて妊婦でも大丈夫な薬を探し回った。
結果はあえなく惨敗。
一部 妊婦でも大丈夫と言われる薬もあることはあるらしいが
できることなら飲まない方が良いらしい。

あとでわかった事なのだが、
妊娠極初期に熱を出すことがあるらしい。
風邪だと思い抗生物質を飲んでしまい
その後の妊婦生活を不安に送る人も多いらしい。

あの時薬を飲ませないでよかった・・・
妻よ、よく頑張った。

先日まで妻が下腹部の痛みに悩まされていた。
あまり気になるようだったら病院に行くように薦めた。

が、その前にネットで色々と検索してみたら
妊娠初期（6週ぐらいまで）のチクチクした痛みはデフォルトらしい。

ネット検索をして安心した翌日、その痛みは治まった。
6週目に突入したのだろうか？
そんなにピッタリと止むものなのだろうか？

正式に妊娠が発覚した翌日
妊娠したからといって、何をしてよいのかわからず、ダラ〜っと某TV局の新婚さんがいらっしゃる番組を見ていた。
そこに出てきた夫婦は、3ヶ月で流産してしまったらしい。

その話を聞いて「あ〜〜〜ん」と喘ぎ声にも似た溜息が出た。
2人でブルーになった。

2007年2月24日に近所のレディースクリニックに行き正式に発覚した。

妻が妊娠した。

自分で言うのもなんだが、自分はあまり喜怒哀楽を表に出さないヒョウヒョウとした性格なので、嬉しさの表現が苦手だが、やはりなんだかワクワクするものがある。