そうそう、思い出した。
妻が熱を出して苦しんでいた頃、
俺も家事を頑張っていた。
なるべく会社を早く帰り、
料理・洗濯・掃除を済ませ、何もせず寝ているように言い、
妻が好きなイチゴやマンゴーを買い与えた。
妻にとっては
お姫様のような生活が約2週間ぐらい続いたかな?
そんな介護(?)に少々疲れが溜まってきた頃
妊娠が発覚した。
医師の先生に「慎重に生活してください」と言われた言葉が
妻の中では「家事は一切しちゃいけないんだってさ」に拡大解釈されていた。
「これから十月十日もお姫様生活が続くのか…」とブルーになっている俺を見て、喜ぶ妻がいた。
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