パパになるかもしれない

この週末は、余っていた夏期休暇を繋げて一泊の小旅行に行ってきた。
家族3人での初めての旅行である。

東京から熱海まで電車で1本。
特にこれといった予定を決めずに、「ここに寄れたらいいね」ぐらいの気持ちで挑んだ小旅行。全てがハナのご機嫌に懸かっているのであった。

乗ったのは特急『スーパービュー踊り子号』という電車。
これはなんと10号車に『子供室』なるものが設置されているらしいのだ。
電車に乗って、席の確認もせずにまっすぐ子供室へ。
なんと誰もいなかったので、貸し切り状態。
この部屋を文章で説明するのは難しいのだけど、座席は無く、クッションで囲まれた車両と言えばよいだろうか？（写真参照）　大人が3人ぐらい横になって寝れる。カーテンで仕切れる授乳室もある。
本来の自分の席には行かず、ず〜っとここで足を伸ばして座っていた。
途中でおじいちゃんに連れられた元気な男の子の兄弟が2人でピョンピョン飛び跳ねに来たが、そのハイテンションな兄弟を見てハナも笑っていた。

さて、熱海経由で湯河原着。
とりあえず宿に着いて食事。
その後は近くの滝を見に行き、その足で海まで行った。
もちろん見るだけだったが、ハナにとっては初滝に初海である。
寝起きを起こされたので、ご機嫌は“まあまあ”。

宿に帰って、ハナはお昼寝。外から聞こえる滝の音が心地よさそう。
そしてお風呂（温泉）に食事。
夜はハナと遊ぶが、なかなか寝てくれない。
知らない場所で興奮しているのか、グズりはしないが、ハイテンションなのだ。
結局12時半に就寝。

朝から温泉に入って、ご機嫌のハナ。
宿を出て、熱海でいくつかの適当な観光スポットに立ち寄ったが、ハナと一緒だと何かと楽しい。そして大変だ。

帰りの電車は、もちろんスーパービュー踊り子号。
また子供室のある10号車。行きは後ろだったが、帰りは一番前の車両だ。
今回はちゃんと自分の席を確認しに行ったのだが、そこでビックリ。
ほぼ前面ガラス張りで運転席も丸見えの一番前の席なのだ。
30ウン年生きてきて、初めてこんな良い席に座ったが、ハナは生まれて1年も経たないうちにこんな経験が出来たわけだ。
子供室には行かず、しばらく電車の走りを体感していたが、そのまま家族3人共にご就寝。

家に着いてホッとしたのか、元気なハナ。
あ〜楽しかった。