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2024/11/26 12:33 |
対面
準備室で待っていた義母に分娩の成り行きを説明した。
しかし本当に喜んでいいのか?
弱々しかった泣き声が気になってしょうがない。
また義母に「座ってなさい」と言われながらも部屋の中をウロウロ。
そのウロウロ具合は分娩前の比ではないほどだ。
そうこうしているうちに妻も戻ってきた。
妻もまだすごく不安そうだ。
俺は心とは裏腹に妻に「大丈夫だよ。先生も言ってただろ」となだめた。
しばらくして妻の産後の軽い検査があり、その1時間後ぐらいに赤ちゃんがココに
運びこまれ対面できると看護士が言った。
妻の検査も終わり、赤ちゃん待ちの状態。すごく長く感じた。俺は廊下と部屋の往
復。
途中、血圧を測りにきた看護士さんが扉を開けた瞬間、殴りかからん勢いで立ち上がってしまって驚かれた。

そしてついに。ついに赤ちゃんと対面である。
ワゴンで運び込まれてきた赤ちゃんは小さくてかわいい。
泣いていないのが少々不安ではあるが、フニュフニュと表情が動いている。
不安と喜びが入り混じっていたが、その不安を吹っ飛ばしてくれたのが、おっぱいを吸ってくれた時だ。
最初にお母さんのおっぱいを覚えさせるために、母乳が出なくてもおっぱいを吸わせるのだが、口元に乳首を当てるやいなや、ムッチュムッチュと吸い付いている。

命って素晴らしい!!!!!!
また涙が溢れた。
本当にありがとう!!!
この子も含めた全ての命に感謝したくなった。
本当に本当にありがとう!!!!!
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2007/10/26 11:20 | Comments(0) | TrackBack() | 妊娠

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