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2024/10/18 23:31 |
翌日
翌日、少し寝坊したかったが、なぜか朝8時頃には目が覚めてしまった。
まだおっぱいが出ないであろう妻にかける言葉を考えていたのだが、
その妻から初回授乳成功のメールが入り喜んだ。

うちの両親が午前中に来たいと言うので、11時に病院近くで待ち合わせをして、赤ちゃんと面会した。
1日ぶりに見る赤ちゃんは、昨日とはまた顔が変わっていた。
どこがどう変化したのかはわからないが、全体的にふっくらしたように思える。
産まれたては鼻が低いように感じたが、今はそうでもない。

おもしろい!
毎日の変化を記しておきたい!!


その後は両親と食事をしてから送り帰し、
俺はまた病院へ。
これからパパだけが許される赤ちゃんとの直接面会である。

妻と一緒に面会室に入り、白いガウンを羽織り、手をしっかり消毒して、ついに我が子をこの手に抱いた。

素晴らしい。
カワイイとかそういうことじゃなくて、とにかく素晴らしい。

産まれた時のあの不安を思うと、とにかく生きているということが素晴らしい。
性別だとか名前だとか、そんなことはどうでも良くなる。
この『命』を守りたい。
そう思うと、また涙が溢れてきた。

これだけ泣いた事を書くと、自分を知らない人は元から涙もろい人なんだろうなと思うだろうけど、おそらく自分を知っている人が見たら「あの淡泊で無表情なあいつが??」と驚くだろう。
この日記を知らない妻も、これを読んだらこれだけ泣いていたことに驚くだろう。
出産時の号泣しか見ていないだろうから。

面会中にうちの子は大泣きした。
これだけ泣き続けてる姿を初めて見た。
何が言いたいのかわからないが泣きやまなかった。
でも、それが嬉しい。
天をもつん裂く勢いで泣いて世界中に知らせなさい。
「生まれたよー!」って。


それから早めに帰宅して、自由時間となったのだが、テレビも本も読みたくない。
なぜか茫然自失。
父親としての自覚というか、責任感が空回りをして、何をしていいかわからない。
冷静さと興奮が同居しているが、漠然と考え事をしているだけで、細かい作業が煩わしい。
これでは仕事にも支障を来すだろう。
父親としての自覚があり過ぎるのも問題かも・・・・。
ある程度はいいかげんで、仕事に集中してくれる旦那が一番良いのかもな・・・なんて他人事のように思ってしまった。
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2007/10/26 11:29 | Comments(0) | TrackBack() | 妊娠

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