パパになるかもしれない

「出産には立ち会うんですか？」とよく聞かれる。

今の心境としては、妻も俺もどっちでもいい。

こんなこと言ったら失礼かもしれないけど、
俺が付き添っても、手持ちぶさたになるんじゃないかと思ってしまうんだよね。
自分の非力さを痛感してしまうのではないかと。

それに、妻は甘える人がいると弱くなるタチなんですよ。
例えば、ちょと具合が悪い時に「大丈夫？」とか「どこが痛いの？」とか聞いてるうちに、逆にどんどん具合が悪くなっていっちゃうんです。
そんな妻だから、立ち会うかどうかは、まだ検討中です。

妻が「もし立ち会うんだったら、おもしろい話をいっぱい用意しといて」って言うんですよ。
出産中でも笑えるようなおもしろい話ですか・・・・
しかもいっぱいですか・・・・


めちゃくちゃハードル高いんですけど。（笑）

妻のお腹が、なんとなく横に大きくなったような気がする。
横に大きくなると赤ちゃんは女の子
縦に出っ張るように大きくなる場合は男の子
という噂（？）があるらしく、
だとしたらウチは女の子かもしれない・・・。

女姉妹の多い家庭で育った妻は、男の子の育て方がわからないらしく、女の子が欲しいらしい。

自分はまあどっちでもいいや。
・・・でもどっちかというと女の子が欲しいかな？

男の人は「一緒に遊べるから男の子が欲しい」と言う人が多いらしいので、「変わってるね」と言われる。
家族を大切にするのって、女の子の方が多いような気がするから、どっちかというと女の子の方が良いかな〜と思うのです。

・・・・・・・まあ、元気で生まれてくれればどっちでもいいや。

でも、周りはなぜか「男の子だと思う」って人が多いんだよな〜。
おばあちゃん（義祖母）なんて、気の早いことに、端午の節句のお菓子をくれちゃうし。（笑）

妻が居間で横になり、
「おぉう、今日はよく動くな〜」と胎動を楽しんでいた。
俺は「いいなぁ〜」と羨ましがりながら、
自分もなんとか感じることが出来ないかと
妻のお腹に手を当てながらテレビを見ていた。




そしたら　ポコン　と。




思わず「キターーーーー!!!!!」と叫んでしまった。

タマゴちゃんを実感出来て、ちょーーーうれしい。

6月3日はパパ的初胎動記念日である。

出産経験のある人の言葉で、少々カチンときてしまった。
『夫は何も協力しない』ということを前提で話を進めているからだ。

その人の旦那はどうだったか知らないが、
自分で言うのもなんだが、自分はけっこう頑張ってる方だと思う。
そりゃあ、当の本人（妻）のツラさに比べれば屁でもないだろうが、
つわりのひどい時期なんかは、目が回ってクラクラするほど妻の介護に頑張っていた。
これからも妻の症状に合わせて努力を惜しまないつもりだ。

まあ、協力的な夫というのも世の中には少ないようなので、
そう見られてもしょうがないのかな・・・。


胎動を感じることが出来るのは、妻の特権ではあるけど、
俺も頑張ってるんだから、何か感じたいなぁ〜、と思うのは欲張りだろうか？
・・・欲張りだな。

お腹がグングン大きくなる。
昨日、家に帰ったら、妻が黙ってお腹を突き出してきた。

もうただのデブとは言わせない。（笑）

日に日に大きくなるお腹を見ていると
世界中の幸せが我が家に集まったみたいな気持ちになる。



最近、妻はよく寝るなぁ〜。
23:30には布団に入り、24:00には睡魔に撃沈されている。
その30分（実際には15分程度）の間、
妻とタマゴちゃんと3人でのたわいのない会話が
けっこう楽しみだったりする。

無痛分娩に関してメッセやコメントいただいてますが、
すいません、書くの忘れてました。

一応 無痛でやることに決定しました。
出産の時の痛みというのは、30分で済む安産の人もいれば、半ばトラウマになり「2度と産みたくない」と言う人も多いらしいですね。
“痛み”に対しての感覚は人それぞれでしょうけど、普段は楽観的なのに、こと痛みに関してだけは臆病な妻には、この選択は間違ってないと思います。

病院も「都内ではやはりアソコだろう」という所に決め、通院しております。
とりあえずは病院名を伏せておきますが、
無痛でやりたいと言えば他の病院でもオススメされるほど有名な所です。
まあ、よほどの事がないかぎり変更はないでしょう。

あ、無痛分娩といっても帝王切開ではないです。
麻酔をしながら普通に分娩するという方法です。

翌土曜日
体調の良い妻が
胎教のためにプールに行った。
今までツワリでグータラ生活だったのに、
いきなり1000mも泳いできた。
その後に銭湯
そして実家
その後みんなで寿司屋で食事

その節々で「今日はもう休みなさい」と言ってたのだが、
「だいじょぶ、だいじょぶ」と言ってきかない妻

その夜、
やはりシンドくなった妻。
だから言わんこっちゃない。
翌日も微熱でダルイらしく動けない。
居間で寝てしまうので
仕方なくブラブラと散歩に出かける俺。

これに懲りて無茶しなくなってくれればよいが・・・

金曜日の夜、
正確には5月26日の1時頃
ついに初胎動が確認できました。

初産の場合は20〜22週あたりで感じるらしいのだけど、
早い人では18週でもわかるらしい。
うちはその“早い人”に分類されるようだ。

布団の中で、夫婦でたわいもない会話をしていたら
急に「あ！」と妻が叫んだ。続けて「動いた！」と。
明らかにお腹の消化の感覚とは違うらしい。
妻の幸せそうな顔ったら・・・

それから2人でお腹に話しかける。
「なんですかー？」
「パパですよー」
「元気に産まれてくるんだよー」



その胎動を感じる直前
その時の妻のマイブームが「欧米かっ」と言いいながら
なぜか俺の頭を叩くというものだったので、
「パパを叩かないで」と胎動で訴えてくれたんだと思う。（笑）

昨夜、寝る前に妻の足がツッた。
本当に妊娠時はツりやすくなるんだな。
人間というのはおもしろいもんだ。

足がツるのはカルシウム不足だっけ？
まあとにかく、タマゴちゃんが妻から栄養をもらってる証拠なんだよな。
そう思うと、足をツル仕草さえ愛おしくなってくる。


その妻のお腹だが、
だんだん大きくなってきてはいるが、
まだ“妊婦です！”というまでには至っていない。
これが今の妻の悩み。
「ちょっと太った？」と言われてしまいそうな体型なので、
服装で隠すか、逆にお腹を強調するかで悩んでいる。

おそらく、あと数週間もすれば、もっともっとタマゴちゃんが成長して
この悩みも解消されるであろう。

実はまだ俺の友人・知人（のほとんど）は、
妻が妊娠してることを知らない。
「安定期になったら…」とは思っていたんだけど、
なんとなくタイミングを見失ってしまって言ってない。
産まれてからってのも水くさい感じだよな・・・

どうやって言おうかな？
このブログを公開しちゃおうかな？・・・