パパになるかもしれない

テレビ特番で出産スペシャルのような番組を観た。

いろんな人の出産シーンを放映していたが、どの人も痛そうで苦しそうだった。
こういうのを見ると「無痛（分娩）で良かった…」とつくづく思う。
無痛といっても、まったく痛くないわけではないけど、その痛さは雲泥の差があるはずだ。

とりあえず少し早めに産みたいので、計画分娩を予定してるんですよ。
普通分娩でも陣痛促進剤や子宮口を広げるナントカいう道具を使う事が多いらしいので、それなら少し小さめで産んだ方が楽じゃないですか。
このあたりをタブー視する方もいるでしょうけど、うちはあまり気にしてないです。

いちおう予定日には病院を予約してるんです。
しかしそれ以上早く産むとなるとキャンセル待ちをしなくてはならず、
キャンセルは当日にならないと教えてくれないんですね、
だから来週あたりから毎日病院に電話して、空いてるようだったらそのまま入院→分娩しちゃおうかと思ってたんですよ。
それがですね、妻はもう今週中には産みたくなってしまったらしく、そのことを相談してきたのだけど、予定日の2週間前か〜・・・まあ、ぜんぜん大丈夫なんだろうけど、タマゴはまだお腹の中で大暴れしながら遊んでるしな〜。今が一番楽しい時期なんだろうな〜・・・。
それに急に言われたので心の準備が・・・。
ということで、やっぱり空き確認の電話は来週からにしました。

空きの可能性は低いだろうけど、もし空いてたら大変ですよ。
そのまま入院→分娩ですからね。
自分も会社を急遽早退して、そのまま徹夜で付き添いということになりそうです。

めちゃくちゃドキドキしてきた。

なんか落ち着かなくなっちゃって、自分の持ち物とかを確認したんですが、夫が持っていかなきゃいけない物なんて、特に無いんですよね。（笑）

とりあえずカメラぐらいかな。

お腹の大きい妻と一緒に歩いていると、すれ違う他人の目がなんとなく気になる。

あくまで私個人の主観としてだが、
意外と若い成人女性の目は冷ややかな感じがする。
無表情だが「あ〜、あんた出来ちゃったのね」と言っているような目で見られる事が多い。

反対に若い成人男性は腰が低くなる。（笑）
「あ、妊婦さんでしたか、すいませんでした」と、わけもなく謝りそうな感じ。（笑）

中年女性は気づかない人が多いかな？
「そこどきなさいよ」と言わんばかりにズンズンと我が道を行く人が多い。

一番優しい目で見るのがオバアサンだ。
「あら〜良かったわね〜」と知らない人でも話しかけてきそうな勢いだ。

気をつけないといけないのが小学生ぐらいの子供である。
妊婦だろうが関係なく遊びに夢中でぶつかってくる。
小学校の近くを通ったりすると、隣で歩く俺の気分は映画『ボディガード』のケヴィン・コスナーである。（笑）

そして、一番不思議なのが、いわゆるオジサン達の目である。
ひょっとして自意識過剰かもしれないが、イヤラシイ視線を感じてしまう。
大きな胸とお腹をジロジロジロジロと交互に見ていくのだ。
妊婦に性欲を感じる男性もいるらしいが、世の中には自分が思っているより、そういう人が多いのだろうか？？？

妊娠に関する雑誌や本を読んでいると、各々の体験談などが綴ってあるが、“妊夫"としてあまり共感できないものが多々ある。

妊婦の体型の変化や乳首の黒ずみを笑ったり、
産婦人科医に対して、やたらとヒワイな連想をしたり、
妊娠線予防クリームを塗ってる姿を笑ったり、

同じ妊夫として恥ずかしいというか、妊夫の自覚云々を抜きにしても、まったく理解不能である。

ヒワイな連想なんてのは中学で卒業してほしいし、
不安定で小さいが、大きな存在意義を持つ命が育まれているのだから
その外面が変化するのは当たり前である。
それも含めて妊娠・出産というのは素晴らしいものなのではないかと思う。
まあ、特別に神聖視したいわけではないのだけど、とりあえずはおもしろおかしいことでない事は確かだと思う。

うちの妻はどちらかというと背の大きい方だ。

出産には母親の背の大きさというのもいくらか関係するそうだ。
こないだの検診で看護師さんに「背が大きくて良かったわね。この仕事してると背の大きさがどれほど有利かがわかるわ…」と言われたそうです。

やはり150cmの人が3000gの赤ちゃんを産むのと、
170cmの人が同じ大きさの赤ちゃんを産むのとでは、骨盤の大きさやらなんやらで170cmの人の方が安産になりやすいそうだ。

あ〜、だからかな？
お腹があまり大きく見えないのは。

さあさあさあ、今日から正期産ですよ。今産まれても早産ではないのですよ。

少し早めに産みたいとなると、今までやっちゃいけない事をやらなければいけないんですな。
もうあのクルブシから指3本分ぐらい上あたりのツボを押したり温めたりしてよいわけですな。
というわけで、自分のいらない靴下のつま先部分を切ってレッグウォーマーを作ってあげました。


そして今日は検診日。
妻のメールによると、タマゴ順調♪ 2818g

しかし1週間で1kg太ってしまった妻。
そりゃ〜あれだけ柿ピー（の柿だけ）をボリボリ食べてれば太るってもんですよ。
ま〜たなんか変なダイエット始めなきゃいいけど・・・。（笑）

最近なんだか胃の不快感がある・・・。
たぶんこれは臨月突入で緊張してるんだと思う。
我ながら情けないことだ。


ツワリ後もコーヒーとニンニクが苦手だった妻が、最近それを克服しつつある。
こないだ、いきなりコーヒーが飲みたくなり（でも妊娠中はカフェインを控えないといけないので）、スタバのノンカフェインコーヒーを飲んできた。
そして、昨日は妻の実家で出されたガーリックトーストを一切れだがボリボリと食べてしまった。
やっと我が家も（待望の）ニンニク料理復活か？？！！

いよいよ臨月に突入である。
そして来週から正規産である。
タマゴもけっこう大きいので、計画分娩も検討中です。
もう早すぎるということも無さそうなので、少し早めに産もうかと思ってます。
タマゴにも「来週過ぎたら産まれてきてもいいからね」と言っておきました。

考えただけでドキドキしてしまうけど、妻の方がもっとドキドキしてるんだろうな・・・。
その事を踏まえた上で、色々とフォローしてあげないとな。


そういえば、昨日の検診で（この前とは違う先生に）また水泳をやってもいいか聞いてみたそうです。
そしたら、「水泳？いいんじゃないの。あまり腰痛に悩まされないのは泳いでるからかもね」
なんて言われてしまいました。
・・・こういうところが大きな病院の良いところであり、悪いところでもあり・・・

先日も書いた通り、もうすぐ臨月だというのに普通に歩いている妻。
なので、自転車も普通に乗っている。

昨日も2人で近くの公園まで行って、タマゴにスズメとカラスとハトの餌の取り合いを見せてあげた。（笑）

その帰り道、なにやら妻が苦しそうだ。
お腹を押さえて、しかめっ面をしている。
「自転車の振動が良くなかったのかな〜？」というので、急いで帰って友人と会う約束もキャンセルして、安静にしていた。
本当に自転車のせいかはわからないが、そろそろ自転車乗るのは控えさせようと思う。


そして今日は検診日。
妻のメール報告によると、タマゴは順調♪
なんと2700gもあるらしい。
・・・無理なく小さめで産むのが理想だったが、ちょっと大きいかな？？？
あまり大きいと分娩方法も変わってくるので、そうなると妻の身体が心配だ。
食事をよりカロリー少なめにして、様子を見よう。

このところのタマゴの胎動はすごいことになってます。
妻のお腹がモコモコ動き、その豪放な動きに妻の「ぐお〜」という雄叫びも大きくなります。

まだ夏休みを消化していなかったので、週末の連休につなげて伊豆あたりに小旅行を計画していたんですが、どうも妻の様子を見ていると、1時間ぐらい歩いただけでキツそうなので、計画は中止し、この休みはノンビリしつつも、都内で森林浴できるところを探して、妻とタマゴを連れて行こうと思ってます。


“歩く"といえば、妻はよく「お腹大きいのにスタスタ歩くよね」と言われるそうです。
あまり他の妊婦さんと比べたことがなかったので、よくわからなかったのだけど、
こないだ病院に連れ添った時に、他の妊婦さんを見てビックリしました。
妻と同じ周期のはずなのに、より妊婦っぽい歩き方というか、
例えるなら、お相撲さんの真似をしてるような歩き方なんですよ。
それに比べると妻は明らかに“普通"なんですよね。
骨盤が開いてないとかそういう事が関係してるんだろうか？？？
難産になったりしないだろうか？？？
とか考えたけど、すぐに「たぶんﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞ」とポジティブモードに切り替えました。