パパになるかもしれない

このところのタマゴの胎動はすごいことになってます。
妻のお腹がモコモコ動き、その豪放な動きに妻の「ぐお〜」という雄叫びも大きくなります。

まだ夏休みを消化していなかったので、週末の連休につなげて伊豆あたりに小旅行を計画していたんですが、どうも妻の様子を見ていると、1時間ぐらい歩いただけでキツそうなので、計画は中止し、この休みはノンビリしつつも、都内で森林浴できるところを探して、妻とタマゴを連れて行こうと思ってます。


“歩く"といえば、妻はよく「お腹大きいのにスタスタ歩くよね」と言われるそうです。
あまり他の妊婦さんと比べたことがなかったので、よくわからなかったのだけど、
こないだ病院に連れ添った時に、他の妊婦さんを見てビックリしました。
妻と同じ周期のはずなのに、より妊婦っぽい歩き方というか、
例えるなら、お相撲さんの真似をしてるような歩き方なんですよ。
それに比べると妻は明らかに“普通"なんですよね。
骨盤が開いてないとかそういう事が関係してるんだろうか？？？
難産になったりしないだろうか？？？
とか考えたけど、すぐに「たぶんﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞ」とポジティブモードに切り替えました。

そういえば糖尿検査の事を書くの忘れてました。
何度も採血されて、しかもそれがけっこう痛かったらしくてブルーになってましたが、結果は白でした。
糖尿病じゃありません。

よかったよかった・・・・・・・・・たしかによかったんですが、こういう時に調子に乗っちゃうのが、うちの妻なんですな。
甘い物解禁の開放感で、アイスとかをドカ食いしそうなので、しっかり監視しとかないと。
冷蔵庫のチョコやアイスの数は全て把握しています。（笑）

会社を辞めてから、しばらくはダラダラしているのかと思ったら、
毎日 掃除やら洗濯やらを頑張っている。

しかし、昨日はあまり身体を動かさなかったので、
夕方に2人で近所を散歩した。

残暑厳しく、Tシャツが汗でベトついてきた。
そんな中、妻が突然口を開いた。

「今までありがとね」

「そりゃあツワリはそこそこ辛かったけど、他の人の話を聞いてみても、やはり私は楽させてもらってるみたい。アナタのおかげで楽しい妊婦生活が送れました。ありがとう。これからもヨロシクね。」

普段から感謝の言葉は言われてるが、あらためて言われると照れてしまう・・・。

その言葉に対して俺は、「これからがもっと大変なんだから、タマゴと3人で頑張っていこうな」と答えた。
そう、これからが大変なのだ。パパは家族のために頑張らねば。

その検診（下記参照）で
採尿検査でなんと糖が出てしまって、
次回に糖尿病検査をすることになった。

妊婦は糖尿病になりやすいが、
胎児も巨大児になりやすいなど、いろいろと良くないらしい。


が、絶対に糖尿病ではないと思う。


検診前の妻の食生活を見れば、糖が出て当たり前なのである。
朝起きてアーモンドチョコを食べて、
昼にケーキ2個（！）食べて、
夕飯後にアイスを食べて、
検診直前には（甘〜い）スキヤキを食べたのである。


糖が出ないわけがない。


妻は今は家でタマゴと2人（？）でグータラしてると思うが、
買い置きしてあるアイスがあるので、コッソリ食べてるんじゃないかと心配だ。
一応タマゴに「ママが甘い物食べたら蹴るんだよ」と言っておいたが、
タマゴも甘い物は好きだと思うので心配である・・・。

昨日は検診日でした。
実は今の病院に決めてからというもの、
なかなか仕事の折り合いがつかず、同行できずにいたのだが、
今回は会社を早退して、一緒に行ってきました。

妊娠初期のビクビクした態度はどこへやら、妻はもう慣れた感じで、
「どうぞ診てやっておくんなせぇ」とでも言わんばかりに堂々としている。

細かい数字は忘れたけど、タマゴはもう2000gを突破してました。
現在33週だけど、34週ぐらいの大きさだそうです。

超音波画像（2D）でもう一度男女の別を確認したが、
やはり女の子らしい。

背骨や太股の立派な骨を見て感動。
心臓がトクトク動いているのを見て、（妻には内緒だが）ウルっときてしまった。

特殊なマイクで心音も聴かせてもらったが、
「シュワンシュワン」といった音で、直に耳を付けた方がもっとキレイに聞こえた。


週末は2人でプールに行くので、
なにげなく「プールで泳ぐのはいつぐらいまで大丈夫ですかね？」と質問したら、
「あ〜、もうやめた方がいいね」と言われて、2人でビックリした。
破水してしまう危険性を懸念してのことらしい。
「この時期はウォーキングも控えて安静にしてた方がいい」なんて言われてしまった。
妊婦はけっこう運動した方が良いと聞くので、この言葉は意外だった。
この先生は非常勤の医師らしく、いまいち信用できない・・・。
あと2、3回はプールで泳いでも大丈夫だと思うのだが・・・。

妻のお腹はどんどん大きくなってきました。
こんなこと言うと怒るだろうけど、腰のあたりもデデン！と立派に逞しくなってきました。
お腹と腰の境目あたり（？）が突っ張って少し痛い時があるそうです。

そのお腹の中ではタマゴが育ってるわけで、
タマゴが動くと「グオ〜、き、きみは何をやっているのかね？」と、けっして痛いわけじゃなさそうなんですが、のたうち回ってます。

その妻の仕事も今週限り。つまり明日で退社して、家でのんびり生活です。
長い休みを利用して、何かやりたい事を考えておけば良いのに、
まだ何も考えてないそうです。
相変わらず行き当たりばったりな人生のうちの妻です。

タマゴが似なきゃいいけど・・・。（笑）

予定日は10月24日である。
しかし予定日ピッタリに産まれることも少ないと思う。
いつ産まれるか・・・・

それこそ、神のみぞ知る世界である。

出産がズレ込む事を考えると、予定日の前後1、2週間、
いや、2、3週間は怖くて予定が入れられない。

まあ、陣痛がきた瞬間に自分が立ち会ったところで、何かが出来るわけでもないのだろうが、
臨月の妻を置いて遊び回っている夫というのは、どうなのだろうか？
世間体はともかく、大事な時に一緒にいてあげられないなんて、せっかく今まで頑張ってきた自分が納得いかない。

でも、ほぼ2ヶ月も予定を入れないほど神経質にならなくても良いのだろうか？
なんせ経験が無いからわからない・・・。

なんだか気忙しい・・・というか、出産2ヶ月前となって、
焦ってきたのか、なんだか落ち着かない。

とにかく妻とお腹の赤ちゃんの事を第一に考えねばならないが、
それに伴う物・事の準備も多々あるし、
出産前に小旅行に連れていってあげたいし、
毎日の夕飯や家事全般の事も考えねばならない。
オマケに（？）自分の仕事の進行管理もしなければならない。

自分で言うのもなんだが、周りの話を聞くと、
他人より少しはパパとして頑張っているように思う。


なぜ頑張るか


タマゴが見ているからに他ならない。

子供はお腹にいる時の記憶を持ってるらしい。
パパ・ママがお腹に話しかけてる事を覚えている子や、
母親が見た景色まで鮮明に覚えてる子もいるらしいのだ。

だから、タマゴの目や耳を感じると、自然と身体が動く。
親が頑張っている姿を見せることによって「パパとママに会いたい」
「この両親の元に生まれたい」と強く思ってほしいんだな。

一方的に子供の誕生を願うのではなく、
親と子が両思いで生まれてくる方が幸せだと思うし、
そうやって生まれてきた子は、絶対イイ子に育つに違いない。

妊娠時には精神的に不安定になりやすく、イライラして夫に当たる人が多いそうですね。
ネット上でも「あの時の夫に対する自分の態度を思うと、夫に頭が上がらない」などの書き込みも見受けられます。
いったいどれほどすごい八つ当たりをしたんでしょうか？（笑）

うちも今まで穏やかだったけど、だんだんと言葉尻が強くなっちゃうことが多くなってきたようです。本人もそれに気づいて、冷静になろうと心がけているようです。

イライラするのは、分泌ホルモンの関係だったりするのだろうけど、他にも色々あるんでしょうね。
妊娠時は血圧も上がってるし、思うように身体を動かせないし、この真夏にお腹に湯たんぽを抱えているようなものだから、毎日すごく暑がってます。
それに初産ですから、不安もあることでしょう。

イライラするのは当然です。


うちのイライラ対処法（？）は、海外ドラマを観ることです。
妊娠前からいろいろと観てはいたのだけど、（興味がある人にとっては）妊娠時には特に適していると思います。
他にも妊婦体操とかも身体に良さそうだけど、せいぜい3、40分が限度だし、趣味に徹するとしても、人間の集中力というのはそんなに続きません。
それなら完全に受動的になれて、映画のように2時間拘束されることもないし、タマゴちゃんに英語の素養も身に付くかもしれない（？）海外ドラマはオススメですね。

安定期に入ったあたりから、NHK教育テレビの『すくすく子育て』という番組を観ている。
この番組を観るのは、まだ気が早いかな？と思いながら見続けていたが、
あと2ヶ月で“妊娠が終わる”のではなく、
“子育てが始まる”ことに気づいた。
父親としての自覚をしっかり持たなくては！！


その番組内で、『子供と接するのが恥ずかしい親のために、子供との遊び方を学ぶ』という企画を取り上げていた。


自分の子供と接する事が恥ずかしい？


・・・まあたしかに人前で「ばぶばぶ、元気でちゅね〜」と言うのは、少々抵抗を感じるが、家で遊ぶのに何をためらう事があるのか？

俺なんて、早く遊びたくてしょうがないのに。（笑）